原爆の図 丸木美術館へ

原爆の図 丸木美術館へ。

いつか行かなければと思っていた美術館。

こわくて見られない。悲しくて見られない。でも、やっぱり見ておかなければいけない気がして埼玉まで。

 

子供の頃、「はだしのゲン」が市立図書館にあったけど怖くて手に取れなかった。

何年か前、子供がトラウマになるからそういう本は置かないで欲しいと親が言って、ある図書館では置かなくなったとテレビのニュースが言っていた。

私は怖くていまだに見られないけれど、その存在を知っている事は重要だと思う。戦争で死んでいくのは怖い、怖い現実が世の中にあったという事を知るという事、知っていると知らないとでは、全く違うと思う。

怖い現実を描いたもの、それを残していくことは重要な事だと思う。

 こわい=トラウマ ではないと思う。

怖い事は怖い。その感覚を子供が覚えることは、身を守るに重要なことだと思うんだけどな。

 

今日のニュースでドイツの首相が『脱原発を来年までに』と言っていた。

あっという間に終わってしまった数秒のニュースだったけれど、もちろん問題だって山の様にあると思うけれど、なんだかうれしかった。丸木夫妻に、そしてこのモデルになった人たちに、ありがとうございますを伝えたかった。

 

そして、特別展示の金原寿浩さんの『海の声』

あの曲に歌詞をつけよう。曲が完成したら金原さんの事も書こう。

 

 

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