energy motion!
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
猛者しかいないライブ。
本当に毎回 きりきり舞いです。
今回は一人で出演でした。
敏腕ギタリストBUNさんと、今まで出演していました。でも、今回一人。いつもの様にやったら、きっと今までの厚さは出ない。
困ったなと思いつつ。
本番3日前にやっとアイデアが浮かんで仕上げるという荒業でした。
3月にKENJIのお芝居をした事が、とてもヒントになり、そして、演出家 間さんに言われた注意を思い出しながら、今回に至りました。
Moon Pocketで、凄腕MeLONSWiNGさんの鍵盤に合わせられるように何とか音作りをと思って、購入して何度か本番で試していたリバーブも、やっと安定した使い方がわかるようになってきて、今回しっかり取り入れられた。
本番前に、ある女性が私に話しかけてくれた。
しばらくできなかった音楽を、機会があってまた出来た。
音楽って、楽しいことだったはずなのに色々なことがあってそう思えなくなってしまったけれど、今は純粋に楽しい。
心がジーンと伝わってきて、私の心もジーンとした。
この世の中で会えること自体、何億分の一だから。
はるか宇宙まで投げ出されて、地球を見下ろして、時間も飛び越えて、自分ちっちゃいなーと思ったら、全ての事が奇跡に思えた。
誰かに会える、その今日を大切にしようと思った。
ダンテの「神曲」をモチーフに、物語と共に曲をお届けしました。
大切な女性をなくした男が森をさまよい、地獄・煉獄・天国をみて、自分はここからどう生きたらいいのか、を問う作品。
そして、アンデルセンの「パンを踏んだ娘」もミックスさせたお話を。
山本潤子さんが歌った「赤い花白い花」の美しいコード感も入れてみたくてやってみた。
拍手をありがとうございました。
出演者の某氏が、「渡辺さん始まる前にうどん頼んじゃって、静けさと緊張感の中、すすれなかった」って言ってたのが面白かったですが。申し訳ない。
でも、せっかくの沖縄そばなのだから、いいのですよ、すすってください~。