1か月に1回くらいは、友達のお芝居やライブや、はたまた美術館やドライブやスーパー銭湯などに行きたい。
そう思っているけれど、なかなか時間が取れず、遊びに行けない私なのです。
しかし、思い立ったら即出発。
東京から2時間くらいで行ける場所。
以前行った、河口湖の美術館もいいな。横須賀美術館もいいな。奥多摩で滝もいいな。
でもせっかくだから行った事がない場所。
そんな訳で 鳴沢氷穴へGO!3連休の最終日だったせいか、案外スムースに到着です。
鳴沢氷穴。
寒い洞穴に入るのが何年か前からマイブームです。凍っていたのは初めて見ました。
海外ですが、循環器系の疾患を持った人が、塩分を含む洞窟内で療養する場所があると知ってから、更に私の体には合っているのかもしれないわ~と思ったりするのでした。
すぐ近くの 富岳風穴 へ。
両方とも今まで行った洞窟の中では距離も短くてあっという間で、ちょっと物足りない感じでしたが
奥に、「江の島の洞窟につながっているといわれています」と書かれていて、ちょっとワクワク。
江の島の洞窟で、「富士山とつながっていると言われています」を見ているので、これか~~~、とうれしくなったのでした。
富岳風穴を出た所で小学生達と一緒になってしまったので、ちょっと離れて静けさを楽しみたくて森の中へ。
青木ヶ原樹海の遊歩道へ。
誰もいない。
新しく固い溶岩の上に生えた木々は根っこが地中に潜らない為、地上で複雑に絡まりあう。
根が深く張らない細めの倒木に、緑の苔。
黒い緑に凍結した無の世界。何かを隠すように息を殺した木々。
空から一枚の落葉が、音を立てて落ちる。
拒絶なのか、誘いなのか。
この森は優しい。人間たちの正解は、森には関係ないらしい。
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