ホタル

実家の犬、東京に行っちゃうのを察知してスネ中
実家の犬、東京に行っちゃうのを察知してスネ中

『ホタル』という曲を、ずっと歌っている。

田舎の原風景と、年老いた人々の背中。

 

1月、祖母が他界した。

今時、めったにない老衰。

そばに寝ていた母も犬も、3時間に1回見回りに来て下さるホームの方も、誰も気がつかない。

本当に眠りながら逝ってしまった。

 

前日はご機嫌で、認知症で、いつもはまったくわからない母の事がわかって、名前を呼びながらたくさんたくさん、話をしていたそうだ。

 

思い出すのは、子供のころ、5人家族だった時の事。

こたつに入るのに、体格の小さいおばあちゃと私が一つのところからいつも一緒に並んで入っていた。

毎日、一緒にお茶を飲んで、一緒にご飯食べて、一緒にテレビ見て、祖母といる時間が一番長かった。

 

近所の仲良しのおばさんと、いつまでも話しをしてほんとに笑ってばかりいて、合間に畑と田んぼを作って、家のこともきっちりやって、楽しそうにキリっとした生活してた。

 

 

ホタルは、もう家には来なくなってしまったけど、今年あたりは見られたらいいなと、思うのです。

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コメント: 2
  • #1

    ヨーチ (水曜日, 16 4月 2014 02:40)

    「ホタル」という歌、とても好きです。みやこさんの温もりに満ちた歌声がこの曲ではとてもとても感じられ、田舎の景色が重なるようで好きです。
    みやこさんの田舎のすぐ近く、高森町では6月頃、今でも蛍、見られますよ。

  • #2

    MIYAKO (日曜日, 20 4月 2014 13:55)

    高森ですか。
    今年はどこかに、見に行けるといいなと思います。

 

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